平成27年11月7・8日の2日間、高崎市の少林山達磨寺講堂をお借りしてJIA群馬クラブ建築展2015が開催されました。
一日目には午前中に建築家のしごと展「ぐんまの建築家と話そう①」、午後にはレーモンドのピアノ鑑賞会としてアントニン・レーモーンド設計、デザインのグランドピアノ、アップライトピアノを高橋操さん・宇津木憲子さん、岩本優さん(フルート)の演奏で楽しませていただきました。
続いて、「空き家・空き店舗活用の実践事例について」と題して、株式会社まちごと屋の大澤博史にお話を頂き、社会問題化している空き家について活発な意見交換がなされました。
二日目午前は、一日目に引き続き「ぐんまの建築家と話そう②」、午後には「前橋・高崎の地理学的考察」と題した勉強会を開催しました。
かってブルーノタウトが滞在した時に構想した「少林山建築工芸学校」にちなみ、わたしたちJIA群馬クラブが「少林山建築学校」として毎年秋に開校して4年目。
今回は「学校』というサブタイトル通り勉強会の要素が強い内容でしたが、来年度の支部大会に繋がる活発な議論が交わされました。
また、3年前、一昨年「二人の建築家タウト&レーモンドin群馬」としてセミナーや年譜作成を行なったこともあり、タウト滞在の少林山でレーモンドデザインのピアノの音色を楽しむ事ができたことはJIA群馬クラブにとって感慨深い建築展となりました。